【剣盾シーズン22】スイッチトリルネクロラオス【シングル最終2位】
こちらはシリーズ10(禁止伝説1体有りダイマックス無し)ルールの記事です。
使用TN:Future Bass
成績:最終2位 レート2175 (100勝41敗)
<構築経緯>
伝説ポケモン代表格のザシアン、黒バド、ムゲンダイナの存在により全体での素早さラインが上昇していると考えたためそこを逆手に取れそうなトリックルームを軸としたパーティを使う事にした。
・採用順番
1-水ウーラオス:水格闘氷の範囲でほとんどのポケモンを殴れるので中速エースとして軸に据えた。
2-日食ネクロズマ:トリル始動役その1。ザシアンに安定して受けだしてトリックルームを貼れるポケモンが他にいなかったので伝説枠として採用。
3.4-カプ・レヒレ・サンダー:上2体で厳しいイベルオーガに対して選出する2匹。それぞれチョッキ怒り冷B持ち、最速身代わりとすることでその取り巻きにも対応出来ると思い採用。
5-ポリゴン2:ここまでで明らかに黒バドを舐めていたのでゴーストの一貫切り兼トリル始動役その2として採用。
6-ガブリアス:電気の一貫を切りつつトリル無しでは足りない素早さを自然に補ってくれる枠。
<コンセプト>
・サイクルを形成しつつトリックルームを用いて一貫を作り殴り勝つ
・数値の高いポケモンで固め、柔軟な選出を出来るようにする
・伝説枠に頼り切らない
<個体紹介>
1-水ウーラオス
持ち物:こだわり鉢巻 特性:ふかしのこぶし
意地っ張り 183(60)-200(252)-121(4)-xx-88(60)-134(132) ※実数値(努力値)
A-特化
S-準速80族抜き抜き
D-特殊方面からのダメージが大きくずれる為余りぶっぱ
高い火力に広い範囲、有効な先制技と絶妙な素早さを併せ持った奇跡のポケモン。上から殴り続けられるウーラオスは強いとしか言えない。多分相手視点だと悪に見えてたと思う。持ち物はサイクル下での負担を重視して鉢巻。使ってて思ったけど多分相手視点悪に見えてたから一貫を作りやすかった。
2-日食ネクロズマ
持ち物:ゴツゴツメット 特性:プリズムアーマー
腕白 203(244)-178(4)-196(252)-xx-130(4)-98(4)
メテオドライブ/フォトンゲイザー/朝の陽ざし/トリックルーム
HB-ほぼ特化
ADS-残りそれぞれ4振り
伝説枠。環境にいる日ネクの多くが低下力ポケモンを起点に積んでいく型だが、それとは逆に上から殴って制圧してくる相手に対応していく型となっている。トリックルームの採用率が圏外らしかったから全く警戒はされなかった。持ち物はザシアンに受け出すだけで削れるゴツメ。
3-カプ・レヒレ
持ち物:突撃チョッキ 特性:ミストメイカー
控えめ 159(108)-xx-136(4)-149(164)-151(4)-134(228)
ムーンフォース/波乗り/冷凍ビーム/自然の怒り
S-準速80族抜き抜き
C-あまり、冷凍ビーム2発でH振りサンダーを70%で落とす程度
チョッキを着る事で電気タイプに強くなる水ポケモン。CSをここまで振る事でHBサンダーを対面からでも押し切る事が可能。
4.サンダー
持ち物:食べ残し 特性:プレッシャー
臆病 197(252)-xx-106(4)-145-110-167(252)
10万ボルト/暴風/身代わり/羽休め
S-最速
H-イベルの眼鏡悪波を耐える為にぶっぱ
B-あまり
多分あまりいなかった最速HSサンダー。日ネクという数値で何でも受けられるポケモンがいる以上接触技に受け出す機会もなかったので特性はプレッシャー。レヒレランドなどの素早さ判定や身代わり羽休めでPPを枯らす動きも出来る。持ち物は殴りながらでも体力管理が出来る食べ残し。
5-ポリゴン2
持ち物:しんかのきせき 特性:アナライズ
図太い 191(244)-xx-156(252)-126(4)-116(4)-81(4)
HB-ぶっぱ
CDS-残り4振り
ほぼ対黒バド専用ポケモン。数値は高いので刺さってそうなら雑に投げたけど他の伝説には何も出来ないのが辛い。
6.ガブリアス
持ち物:気合いの襷 特性:さめはだ
陽気 183-182(252)-116(4)-xx-105-169(252)
地震/スケイルショット/炎の牙/剣の舞
AS-ぶっぱ
B-あまり
パーティ最速のポケモン。剣舞地震を打っている時は最強のポケモン。スケイルショットはゴミ技。炎の牙の枠はほとんど打たない為選択だが、カグヤ入りに出せる理由になるのでこのまま使っていた(実際にこれで崩したことはない)。持ち物は技構成と最も相性の良い気合いの襷。
<各構築への選出>
・ザシアン軸...初手日ネク+ウーラオス+レヒレ。サイクルしながら相手の3匹を割り出し最終的にトリックルームを絡めて〆るのが理想。
・黒バド軸...初手レヒレ+ポリゴン2+ウーラオスorガブリアス。大体黒バドから来るので初手レヒレで1ターン居座って相手の型を見つつ対応していく。
・ムゲンダイナ軸...初手ネクロorガブリアス+ウーラオス。初手はダイナに合わせてどちらかを出す。ダイナカグヤ(ムドー)は基本勝てないのでラオスカグヤ対面作って冷凍パンチでお祈り。殴ってくるタイプの構築ならトリルで切り返してほぼ勝てる。個人的に一番構築が多様化してて相手しててキツかった。
・カイオーガ軸...初手レヒレ+サンダー+ガブリアス。レヒレの怒りで削りつつサンダーガブリアスの一貫を作りに行く。ナットサンダーにはサンダーナット対面作って身代わり貼ればほぼ勝ち。ガブリアスがいる構築は先に展開するか同速運ゲ。多分最終日は全勝してた。
・イベルタル軸...初手レヒレ+サンダー+ガブリアスorウーラオス。眼鏡レヒレ意識かイベル+鋼の選出をよくされたので怒りで削ってサンダーを通すかラオス投げて崩すかガブで詰めるかのどれかをしてた。
・ゼルネアス軸...初手レヒレ+ネクロ+ウーラオス。壁展開ならレヒレで雑に削った後ゼルネにネクロ投げてトリル→ラオス死に出しでイージー。壁以外だとレヒレの代わりにガブリアスを出す事もあった。
・日食ネクロズマ軸...日ネクポリ2以外から3体。最終的にはガブリアスを通しに行く。ミラーで日ネク選出は不毛過ぎるから無いと思ってたけど結構投げられた記憶。
とりあえず使用率50位以内だけ書いた。書いてて気づいたけど主要な伝説への選出が安定していたのが良かった。ちなみに一番キツかった伝説はルギア、倒し方がわからん。
<あとがたり>
剣盾に復帰してから初めて結果が残す事が出来て良かったです。構築自体も自分好みに仕上げられて満足。あと1勝すれば1位でしたが最終戦の対黒バドの択ゲーで気力使い切って残り5分もなかったので潜れませんでした。今まで特に目標定めてポケモンをやっていませんでしたが次に狙える機会があれば1位を目指したいです。質問等があればコメント欄かTwitter(@t_f_cake)までどうぞ。ここまで見て頂きありがとうございました。